夜中のひと匙

難病と双極性障害Ⅰ型のアラサー。死にかけてICUに収容されるも、しぶとく生き残る。30代で母を亡くし独りになる。拍手を暫定復活しました。お返事できるとは限りません、ご了承ください。

枯渇にはドリバでセルフサービス

この一週間くらい、頻回に病院の玄関をくぐっています。疲れた。診察室での話などを。

精神科で、アナフィラキシーショックの恐怖がまたよみがえってきて辛いという話をしました。前回はショック後〜半年くらい、治療中に身体についていたモニターのアラーム音(血圧低下とかで鳴る)が忘れられなくて、ふと気づくといわゆるフラッシュバックを起こして、いつの間にか自分が病室のベッドに仰向けになって、アラームがガンガン鳴ってるなか、周りを十人くらいの医療スタッフに囲まれてるあの日の光景の中にいて、はっと我に返るというのを繰り返していて、日常でもそこまでにはならなくても、テレビで救命救急のシーンや霊安室が写った時は冷や汗が出ました。特に霊安室

半年くらいでなんとか落ち着いたんですけど、また最近だめになって、3回目の血圧低下の後に医師が看護師に「家族に連絡ついてるか?」って言ったんですよ。わたしショック中ほぼずっと意識があって、たまに入れ替わり立ち替わり処置中の医師が「あれっ、起きてるの?」って驚いてたんですけど、だからスタッフはわたしが起きてると思ってなかったんでしょうね、色々デリカシーのない話とかしていて、この「家族に連絡〜」も、もしわたしが意識があって話を聞いてると分かってたらベッドサイドでは言わないんじゃないでしょうか。「家族に連絡」レベルで普通に思考しているわたしがレアケースなのかもしれないですけど。母親も看護師から「会わせたい人がいたら連絡してください」と言われていたそうです。こえぇぇぇ

ー……連絡する人いないけど。

そんなんでも助かって生きて帰ってきたのですが、その「家族に連絡」が忘れられなくてですね、わたしそんなにやばいところまで行ってると思ってなかったんですよね。でもこの台詞って相当やばい時に言われるやつじゃないの……となんか急に思ってしまって、そしたらもうだめでした。まだ今も、あの病棟にいるような気がする。

とまあ、そんなことをつらつら話したら(話してるだけでも具合悪かった)、「それはPTSD」「杏紗さんの辛い理由がよく分かった」と言われて、わたしが辛いのは当たり前だと肯定してもらえたことがすごく心強かったです。あとは、「もう自分の中が枯渇してしまって、何のエネルギーもない」ということには、「永遠に枯渇したままなわけではない。いつか自然に水が満ちるのを待ちましょう」という回答で、わたしの感覚では、もう使い果たしてだめになった内部に再び何かが満ちることはないと思うんですけど、でもそう信じられたら幸せだろうなとは思います。

ついったーでちょっと書きましたがバスの中で離人症を起こしたのが最近の一番辛いことでした。なんか気持ち悪い、脱力すると思いつつバスに乗ったら、自分の手や持っているスマホに強烈な違和感をおぼえて、手とかスマホって何だっけ?こんな形?手は自分の身体につながってる感じもしなくて、車内も「とにかくおかしい」っていう現実感の無さで、やばいと思って目を閉じたら集中しちゃうのか余計に気が変になりそうで、慌てて目を開けて安定剤を2錠飲んで、気をそらそうとスマホでひたすらネットとか見て、それでも冷や汗が出ておかしくなりそうで、下車するべきかと迷ったのですが、なんとかこらえて帰宅できました。この突然来る「気が変になりそう」「息が吸えない」が本当に辛いです。

別の科では難病の主治医にも「今までぐちゃぐちゃだったから。大変だったからさ、まあ休んで、なんか気力出てきたらまた動いてみようよ」と言われて、なんか医師に自分のしんどさを認めてもらうと少し楽になりますね。検査数値がちょっと思うような値になってなかったりして注意してますが、わたしは希望とか夢とかないけど絶対に死にたくないので、これからもうつむきながら積極的に通院すると思います。

ついったーみたいな短文はぽちぽち打てるんですが、ブログみたいな長文はなかなか書けないですね。

この夏は天気がおかしいので、身体の調子がよけいに悪く、今日なんか真夏なのにもこもこカーディガンを着て湯たんぽを持って布団に入っていました。

ついったーでお香を買ったと書きましたが、HEMのプレシャスフレグランスを買いました。おばあちゃん家の香りが若干オシャレになったような感じで、もともと線香の香りが好きなので気に入ってます。火をつけることなく、袋を開けてトイレに置いてますが、それでも香るしパッケージも雰囲気あるし、ワンコインなのにお得だな〜と思いました。また違う香りも買いたい。トイレに置くのオススメです〜

拍手ぱちぱち、いつもありがとうございます(/・ω・)/

更新頻度が遅いですが、どうぞお暇な時にでも見に来てください。