貧乏がささやく
同級生や後輩が昇進していきますねえ。
嫉妬なんかないです。わたしには乗っていられなかった列車に乗り続けていることを、純粋に尊敬するだけです。
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数少ない親友や友人の誕生日にはプレゼントを贈りますが、お店を見て「わあ、可愛い、似合いそう」と思ったものをいくつか買って、それなりのお値段になり、帰宅してラッピングされた数千円のピアスを見ながら、いいなあって、わたしもアクセサリー欲しいなあと、ふと思うことはあります。
プレゼント用に買うものって、自分用より遥かに高価だから、なんていうのかなあ、わたし自身はオモチャみたいな数百円のアクセサリーつけてて、でもわたしの財布からこの可愛くて高価なアクセサリーは買ったわけで、でもそれはわたしのものじゃなくて……
そんなこと思う自分の性根が悪いのか、貧乏が悪いのか。友情が足りないのか。
今年こそ1500円のスニーカー買いたい。いつも買おうとして手に取って、やっぱり棚に戻す。スニーカーないけど、外を歩く靴は今履いてるのがあるから。