夜中のひと匙

難病と双極性障害Ⅰ型のアラサー。死にかけてICUに収容されるも、しぶとく生き残る。30代で母を亡くし独りになる。拍手を暫定復活しました。お返事できるとは限りません、ご了承ください。

でも希望はあるといつか言いたい

暑いですねーヽ(`Д´)ノザクザクザク←ガリガリ君をかじる音

何度も書いている通り、頭部の放射線治療の後、頬にびっしりそばかすが出てガックリしていますが、抜け毛もあったんですよね。で、徐々に生えてきて短い毛がぴんぴん立ってたりするんですが、白髪がすごいんですよ。でも染めるのも嫌で(経済的に続けられない、アレルギー体質なので怖いなど)、ヘアカラートリートメントなるものをやってみました。

トリートメントタイプは、カラーリングほど威力はないけど使うたびに徐々に染まるよというやつです。各社から色々でてますね。威力が弱い代わりに刺激も強くないようで、口コミを調べて評判が良かった「フラガール」のブラックを購入。香りは整髪料みたいなフローラル系で、カラーリングみたいな刺激臭は全くなし。クリームを目の粗いクシにつけて髪に伸ばすのですが、わたしは白髪が一部分に集中しているので全体にはつけず、気になるところにだけ塗りました。そのまま放置。洗い流してシャンプー。

乾かしてチェックしてみると、確かにヘアカラーほどきっちりは染まりませんが、白髪がくっきり「白い!」という色ではなくなりました。何回か続けることでもっと目立たなくなるのでしょう。母に見せたら「アラァ!イイジャナーイ」と言ってどこかに去って行きました。

前回の精神科の診察で、先生から「杏紗さんが治そうと思ってくれないと困るよ」と言われたんですが、わたしは漏らさず服薬&定期受診しているので、これ以上どんな努力をしたらいいのかなと思いました。

前々回に増えた新しい薬の副作用で胃腸の状態が悪くなって、「服用しても少し口数が増えたくらいで、日中に建設的な活動や勉強ができるようになったわけでもないし、もう調子が悪いのが当たり前になっていて、胃も痛いのにあえて飲んでいきたいと思わない、というか今はもうどうでもいいという気持ちが強い」とわたしが言ったら、先生が「治そうと思ってくれないと〜」という流れだったんですけど、治そうと思ったら治るんですかね…?処方された薬をきちんと飲んで通院をして、片方は治そうと思ってる人、もう片方は治そうと思ってない人、結果に差は出るんですかね。あと、「もうどうでもいい」という気持ち自体がわたしの症状だと思うし、結局続けて「わたしはこれからの人生に何か期待とか希望を持ってはいない

です」と言って、微妙に嫌な空気になってしまったので胃薬を出してほしいと言えなかったのでした。問題の薬はやめることになりました。

難病のほうにも薬や検査やらがあるので、なんかこう定期的に、「薬を飲みたくない、注射をしたくない、検査に行きたくない、もう疲れた」という状態になるんですよね。もう疲れた。その一言に尽きます。二度と手術なんかしたくない。手術は7回やりましたけど、もういいです。もううんざり。もうたくさん。朝から10錠の薬を飲むたびに、見えない疲れみたいなものが自分の中に溜まっていくんです。特に来月は検査がもりだくさんで、今から考えるだけで嫌んなる。

これからの人生に、どんな期待ができるのか?希望が持てるのか?

これから実現可能な未来の頂点に位置するのは「障害者雇用での就職」だと思います。

果たしてそれは、頑張って掴み取りたい希望なのか?

夢も期待も関係ない、人はみんな食べるために働いているのだから、常に就労を目指して励むべきだ、社会人のほとんどが、何とか見つけた仕事にしがみついて定年まで我慢するんだから、かつていたそのルートに戻るだけだ、と思います。戻ることで「正しい生き方」に戻れるのだと思う。思うけど、人生って、なんだろうなとも思う。手術して手術して学校も休みながら卒業して、就職して会社にも同僚にも病気を隠して通院して不審がられ、メンタル病んで

トイレでうずくまる日々、通院がばれて呼び出されて「嘘をつくなんて信頼関係が〜」だって病歴を言ったらどこも雇ってくれないじゃない。ぶっ壊れて働けなくなって、それでも単発バイトで働いて、それもできなくなって、そんな今、次は障害者雇用を目指すのが人生の目的だとしたら、人生ってなんなんだろう。食べるための奴隷なんだろうか。人間も動物であるのだから、食べなきゃいけない、食べ物を買うためには働かなきゃいけない、だから生きることは働くこと。そのレーンに乗るためにわたしはまた頑張るのだろうか。

社会に居場所があることや自分の技能を必要とされることが精神的な充足感をもたらすことも分かってる。要はバランスで、そういった充足感≧働く苦しさ、である限り、働くことは建設的で意味を感じられるものなんだろうと思う。だけどメンタルを病んでる人間は働く苦しさ≫≫≫≫≫充足感で、というより充足感に辿り着くまで着実に働き続けることが難しいんだと思う。

わたしは論理的に積み上げて結論を書くことが苦手だから、だんだん何を言いたいのか分からなくなってきたけど、今、靄のなかの上がってるんだか下がってるんだか分からない階段の途中で、どっちに進めばいいか分からないし決められないし、しゃがんで誰かが通りかかるのを待ってるような心境です。

長くなってしまったので拍手お返事は次回です!m(_ _)m