夜中のひと匙

難病と双極性障害Ⅰ型のアラサー。死にかけてICUに収容されるも、しぶとく生き残る。30代で母を亡くし独りになる。拍手を暫定復活しました。お返事できるとは限りません、ご了承ください。

どっちが子供か分からない親子猫は可愛いのか

先日、小さな子供の写真撮影風景を見たのですが、女の子っていうのは凄いですね、ひらがなを習うような子でももうシャッターに合わせて顔を作っていました。目は見開いて、口角を上げて、顔を傾けたり顎を引いたり。

ケータイの普及で写真を撮る頻度が格段に上がったし、おそらくはママが自撮りしているのを見て学んだのだと思われますが、なんというかちょっと厭だなと思ってしまうのは、子供に『性』の無い存在を求めているからでしょうか。

あんなに幼くても『女』として自分が可愛く見えるようにと考えている、その媚のある目が、子供のいないわたしには強烈で、あまり好ましいと思えなかったのです。

もちろんそんな幼い子ですから、『男の子に好かれたい』という意識より、『カワイイ=承認欲求』みたいなものなのかなとは思いますが、この嫌悪感はどこから来るのかなと考えると、よく母がテレビで、ジュニアアイドル出身の女の子がきれいに成長し女優として活躍しているのなどを見て、「もう女になったねえ」と言っていたことが思い出されます。

わたしには強烈に抵抗感のあるフレーズでした。そこから、『女』になったことを母に見抜かれるのが怖いと思うようになりました。もしくはもう見抜いているのか、これから見抜くのか、だから母と年頃の娘があまり密接にくっついていると、娘がいき遅れるのかもしれないなあなんて思います。

わたしが単純にモテないだけということは置いておいて、母に監視(そういう意図はなくても)されている状態で、デートなんか行こうものなら『男に会いに行くんだな』と見抜かれて、見抜かれるのがものすごく嫌なわたしは清らかな存在でいるようにする。自然と性のない人間として過ごすようになる。

反抗期で親と距離をとり異性と接近し、親との付き合い方が落ち着いた頃には配偶者を見つけている、そんなテンポがいいのかなと思いました。

相変わらずゲームが好きで下手ですが、押入れの中を整理したらクッキーの箱にぎっしりとゲームボーイファミコンのカセットが詰まっていました。セガサターンもあったし。

緑色のニクイやつヨッシーの話になると「緑はだめっす!特技何もないから!」と熱弁する人がいますが、わたしはヨッシーに乗ったままジャンプするのが苦手でいつも放牧してしまうので、緑でも何でもヨッシーを見ると緊張します。

久々に鉄拳やったけど全然だめだった……そしてもうスティックに慣れてるから初代バイオハザードやっても十字キーじゃ全然歩けなくて、あれなんでみんな後ろ歩きになっちゃうんですかね。

当時金田一少年のゲームが欲しかった記憶があります。37歳の方はどうなっていくんですかね。ちゃんと読んでないけど、美雪はどうなってるの?ありがちだけどわたしとしては、はじめちゃんには『高卒で警察官、冴えない勤務ぶりで呆れられている、美雪と結婚して住宅ローンに追われつつぼけーっと働いているが難事件が発生すると上の方から呼び出されてしばらくいなくなる謎なやつ(同僚談)』みたいな展開を勝手に予想してたので、はじめちゃんがまるっきり方向性の違う人生を歩んでいることに驚きました。でもそんなもんか。小中学校の同級生なんかでも、えっそういう方面に行ったの?意外!って人はいますもんね。いつまでも同じ分野の中で生きていく人ばかりではないしなあ。