夜中のひと匙

難病と双極性障害Ⅰ型のアラサー。死にかけてICUに収容されるも、しぶとく生き残る。30代で母を亡くし独りになる。拍手を暫定復活しました。お返事できるとは限りません、ご了承ください。

賢い処世術

看護学校の授業で、ベッドに生徒同士交代で横になり、ベッド柵をすべて立てたらどう感じるかを学ぶというのがあったんですけど(柵は棒でできてるので視界を遮るような壁ではありません)、柵という数本の棒に囲まれただけでもほとんどの人間は「狭苦しい、制限を感じる、落ち着かない」と感じるそうです。

しかし稀に「むしろ安心する」という人もいるそうで、まさにわたしがそうだったんですけど、やっぱりメンタルを病んでる人はそう感じる割合が高いんじゃないかなあと思います。「閉じ込められてる」んじゃなくて、逆に「守られてる」と感じるんじゃないですかね。

全然関係ないけど、これも授業で「患者の心を傷つけるだめな言動の看護師」をアドリブでロールプレイしたんですが、先生に「すごく上手い」と言われて全員の前でやらされまして、授業の後で「杏紗さん女優みたいだったわ…」と多数から言われたんですが、あれはわたしが深刻な話をしている時の母親の態度を真似しただけなんですよね。

●一切の相槌を打たない、無言

●話してる人に背を向ける

●今やらなくていい片付けを始める(大きな音を立てて話者の声を遮る)もしくはテレビをつける、掃除機をかけ始める

●大きくため息をつく

●指で机をトントン叩く

●何度も首を傾げる

●話してるのに無言で部屋から出ていく

これで完璧ですよ。

本当に傷つきますんで!わたしって透明人間なのかな?って思いますから。でも凄いですよね、よく人にこんな態度とれますよね〜。幼い頃からずっとですからね!幼児を無視して何かスッキリするんですかね?ウザいとか?

でもおかげでわたし他人から無視されるの当たり前だと思うようになったので、無視は平気です。親しくしてた人が、ある日突然ふいっと無視してきたとしても全然どうでもいいです。人ってそんなもんだと思ってます。

無視する人は弱い人ですよ。真正面から向き合えないで、避けることが賢い処世術とはわたしは思わない。

最近は息苦しくなったり手足の冷感、吐き気、目眩が多くていやんなってきました。レキソタンの消費ペースが速すぎる。

図書館で借りた「よく分かる聖書」的な本が、受験の参考書みたいで分かりやすく面白いです。真正面から聖書を読むのは挫折したけど、内容が知りたいというわたしにはうってつけでした。