夜中のひと匙

難病と双極性障害Ⅰ型のアラサー。死にかけてICUに収容されるも、しぶとく生き残る。30代で母を亡くし独りになる。拍手を暫定復活しました。お返事できるとは限りません、ご了承ください。

つぶやき

Mちゃんとのやりとりから抜粋

母親がご飯作るの面倒だねえ嫌だねえああ嫌だ嫌だ嫌だって言うのが嫌だわ。作らなくていいわ。弁当買うのも外食も却下で、どうしろっていうのさね。つまり炊事を引き受けろってことなんだろうけど、わたしは過去に肉じゃがを鍋ごと捨てられたり作った食事を無視してお茶漬けを食べられたりしたので二度と作りたくない。半笑いでいらないでーすとか言われてまで作る気ない。わたしも正直食べたくないこと多いけど、具合が悪くても悪いから食べてるもん。

離婚した父親をさあ、あんな屑はいないみたいなこと言うけど、完璧な被害者みたいに言うけど、自分の選択なのにね。目の前のわたしは半分がその屑でできてるのにね。大失敗した結婚てことはわたしの存在もその大失敗につながってて、やり直したいならわたしはリセットされてもいいってことでしょ。

わたしは自分が真ん中から割れてる感覚なの、半分は父親の世界、半分は母親の世界、どっちかにいる時はどっちかを否定するのに同調して、でも同調することでわたし自身を自分で否定してる。

どっちと一緒にいてもわたしは自分の半分は常に否定されてるの。選択肢を失敗したっていうことは、わたしの出生のルーツが間違いってことで、あなたはここに生きてるべきじゃないって言われてる気になる。

親はそれを言われた子供がどう感じるかなんて考えないんだよね。親たちは離婚すれば他人同士だけど、子供は肉体的にも精神的にも永遠に両方と身内で、そこを考慮されるかと思いきやむしろ悪いことしてるみたいに「あんたのそういうところはお母さんそっくりだね」「ああ、あんたもあいつらみたいに○○なんだ」って、「相手方に似てるあんたは嫌い」「しょせん半分はあっちの子。やっぱり嫌な面がある(私には無い)」っていうメッセージを送られ続けると、もう精神的に所属する場所がなくて、宙ぶらりんで、常に自分の半分が理由でどちらからも愛されなくて、でも血を引いてるのはわたしにはどうにもできなくて、許してもらうために媚をうってたけど、結局、血が半分違う限り、許してもらえることはないんだよね。

その血が、どっちからも扱き下ろされてる血だから、それがダブルで入ってる自分を自分で認められない。

わたしはもう喜びとか嬉しいとか幸せとか悲しいとか辛いって感じるセンサーが死んでるのね。一瞬は反応するけど、深いところは揺れない。だから無視されても鼻で笑われても何も関係ないし、感情の湖みたいなところがコンクリートで埋まってて、もう動かない感じ。平気な顔をするにはコンクリートに埋めるしかない。そうやってどんどん色々なものを埋めてきたけど、埋める必要のなかった友達からの愛情表現とか、言葉とか、そういうものが、いつかコンクリートを覆って、そこに新しい湖ができたらいいのにと思う。