夜中のひと匙

難病と双極性障害Ⅰ型のアラサー。死にかけてICUに収容されるも、しぶとく生き残る。30代で母を亡くし独りになる。拍手を暫定復活しました。お返事できるとは限りません、ご了承ください。

匂いで印象は上がるか下がるか

いつからか香り付き柔軟剤が定番になりましたね。ダウニーが流行った頃から、日本でも香りにバリエーションが出て、匂いの強い商品が増えてきた印象です。海外のコスメショップのクリームやシャンプー類も、とてもいい香りですが好みは分かれます。ムスク系の甘くまったりした匂いはわたしも好きですが、それも度を過ぎると…という話です。

柔軟剤や香り付きシート、芳香スプレーやアロマ等が大好きな子がいるんですが、彼女から貰うものには全てその匂いが染み込んでいるんです。ポケットティッシュからは甘酸っぱい人工香料の匂いがつんとして、引き出しにしまってあったビニールテープを借りたらむっとするほど果物の匂い。ガーゼのポーチを貰ったら我が家の居間がその匂いでいっぱいになり、耐えかねた母がベランダで干す始末。

悪い匂いじゃないんです。甘酸っぱくて可愛いガムみたいな香りだと思います。コットンキャンディみたいな、ピンク色の匂い。全然悪臭ではないんですよ。

でもその匂いが移ったサンドイッチとかおにぎりを食べるのはきついです。

たぶん本人はもう慣れてしまって、自分の持ちもの全てからその匂いがすることには気づいていないか、もしくはみんながその匂いを好きだと、または気にならないと、もしかしたら香りがすることは褒められることだと思っているんでしょう。これが多いんじゃないかな、褒められることだと思ってる。いい匂いだねー!って。

以前、他人に注意されたことがあるそうなんですが、匂いなんかしてないよー!と怒ってました。

指摘してくれる人って、恨みを買う損な役回りですが一番いい人なんじゃないかと思いますね。だって「あたし匂う?」って聞かれて、「うん」って言えないですもん。

まあ、程度問題だと思いますけど。職場ならアウトでしょう。でもむしろ誇らしげにつけてくる人はいますからねえ。プライベートなら、しょうがないのかなあ。わたしは線香の匂いのほうが好きですけどね。

臭いといえば中学生の時に担任から、おまえ煙草臭いぞと言われましたけど、両親がヘビースモーカーだっただけでわたしは潔白だったんですが、制服にも通学鞄にも染み込んでたってことですよね。それって親の恥ですよねえ。

水道水とオーガニックハーブティー

拍手お返事です。

4/20の方。

>あまり考えすぎると抜け出せなく〜世界が100人の村ならを読んで自分を慰め〜

コメントありがとうございます!

難しく考えすぎる癖があるので、今回も深く深く考えこんでました。コメントを読んで、抜け出せなくなるっていう言葉にはっとしました。自分で複雑な穴を掘り進んで、上か下かも分からなくなってる感じでした。

世界が100人の村ならは読んだことなかったので調べてみました。視点の切り替えになって、狭い視野から解放される気持ちがしました。

ありがとうございます!

前回の記事のこと。

詳細はもういいかなと思うので省きますが、まあ率直に例えると、貧乏な娘がある知り合いの家に招かれて訪ねると、そこは豪商の屋敷で、玄関だけで自分の住居より大きく、紹介制の倶楽部で上流階級の人々に混ざり、見たことのない品物に囲まれ、貧乏娘は千円すら出せないのに人々は万札をためらいなく出し、舶来の物でもてなされてる間は夢のようだったけれど、帰路につくと寒風吹きすさぶ掘っ立て小屋に冷や飯を食べる老母が待っていて、ゴザの上に座り白湯を飲んでいるとだんだん、わたしがあの家に生まれてたらどんな人生だったのかしらと思ったと、そんなような話です。

持ち家とマイカーがあるだけでわたしにとっては貴族に思えますが、親が定職に就いてるだけでわたしにとっちゃその人は勝ち組です。

いまかなり調子崩してるんですが、分けて書きますのでとりあえずここまで。

気分で動く人は他人の迷惑を考えてない

ポイント還元が圧倒的に良くなるので母のカードをJCB→VISAに変えたのですが、JCBに戻したいと言っています。「そもそもなんでVISAにしたの?意味ない。ポイントつかなくなった」って…おいおい。母が変えたいって言って変えたんですよ。還元率のことやポイントのことを再度説明しても、「でもVISAはいやだ」って言うんですよね。何が?(-_-;)べつにヘルプデスクとかも利用してないし、枠がどうこうもないんですけど、要するに若い頃からずっとJCBだったから、JCBがいいっていう話なんですよね。

わたし母がVISAのついたカードに変える時に詳しい説明を聞きたいけど電話したくないからって、代わりに電話したんですよ。それで説明を聞いて、細かく母に理解させてからカードを変えたんですけど、そうやってフラフラ思いつきだけで変えたりやめたりするんなら、もう母に関連した調べものはしたくない。わたしの労力と時間がムダです。

未来のない作業

昨日の続き。

父親の忘れ物(学生時代〜独身時代の写真)は、本人に連絡してくれとのことだったので、中身が分からなきゃ連絡できないわなと言い訳しながら、母がまとめて袋に入れたのを、母の外出中にこっそり開封して見てみました。母の前で開けるのはねえ、気まずいですよねえ。こんなところにまで気を使わなきゃならないんだから、離婚なんて迷惑な話ですわ。

見たことのない若い父親の写真でした。いままで、せいぜいが結婚前くらいからしか見たことなかったので、十代の親の顔を見るのは変な感じですね。うちの父親は、身内が言うのもあれですが美形なんですよ。だから学生時代の写真も周りから浮きまくっていて、そこだけ映画のポスターのようでした。そしてなぜその顔が遺伝しなかったのかと…

元あった通りにテープでぎっちり留め直して、父親にメールしたところ、こちらに送ってほしいとのことだったので送りました。着払いで。

なんだかねえ。厭な作業ですね。なんというか、未来のない作業はだいたい厭な感じしますね。終わらせる作業だからでしょうね。

思い出は美しく終われない

ひさーびさにファンデーションを買いました。

ずっとBBクリームを使ってたのですが、そばかすが目立つのでコンシーラーを塗る→そこだけ赤茶に浮く→よくよく見たらBBクリームも色が濃い→恥ずかしい、の流れで通院の帰りに買いました。わたし色だけは白いので、普通のファンデーションの一番明るい色を塗っても黒いんですよね。口元は血管が青く浮いてて、学生時代友達に「うわっ、血管透けてるじゃん!」と引かれたり(-_-;)一応BBクリームも、色白向けのを塗ってたんですが…

ネットで色白向けのファンデーションを探してみると、外資系のファンデが白いという情報を得ましたが、そんなデパートのカウンターで売ってるものは無理です。できれば千円以下でと探し続けて、予算は大幅に超えましたが、白めでカバー力があるというファンデーションを見つけてドラッグストアに行きました。

レブロンのリキッドです。150番が確かに一般的なファンデーションより白いです。黄色味が少なくて、いつもファンデを顔に乗せるとそこだけ黄色くくっきりしてしまうわたしにはいいような気がします。テスターをフェイスラインに塗って確認すると、なじんでるように見えたので、二千円だったのですが買いました…(_ _;)けっこう容量多いし、下地がいらないそうなので、まあ…と言い訳しながらレジに行きました。

帰宅してさっそく塗ってみると、ぴったり自分の顔色と同じでした。いつもはファンデと顔が違う色で、ファンデの色に顔を作るって感じでしたが、これは塗っても自分の顔色のままでした。顔半分を塗って母親に見せたら、「すごい、顔と同じ色だわ…なのにきれいだわ…」と言われたので、高かったけどよかったです。カバー力もまあまああるし、BBクリームより軽くてさらっとしてるので、塗り心地もいいです。その上から無印のパウダーをはたいたら、ちょっと粉浮きしたので、上からスプレー化粧水を吹きかけて押さえたらなじみました。

コンシーラーは使うの諦めました。自分で混ぜて調整するタイプなら白めのもあるんでしょうけど、もういいやそばかすが見えても。もともと化粧なんて月に何回するかってくらいですし、行くところも病院くらいなので、わたしのそばかすが見えようが誰も気にしないし…ただ、首と顔の色が違うのは恥ずかしいのでファンデだけは買ったというお話でした。

ついったー(スマホでもパソコン版で表示してる方はサイドバーから見られます)にごちゃごちゃ連投してますが、出ていった父親の持ち物のせいで心の中が面倒です。忘れていくなよ…母親にとってはすでに「無関係などこかのおっさんの私物」みたいな扱いなんでしょうが、わたしその人の娘なので、わたしの部屋にでも保管しとけばいいじゃんと思うのは間違いなんでしょうか。いますぐに父親が学生時代のスポーツのトロフィーとか必要とすると思えないし。

なんですかね、父親の忘れ物が見たくもないゴミだというの、厭ですね。自分自身は父親(母親の父親、亡くなったわたしの祖父)の形見をずっと持ってるじゃない、それと同じ気持ちを、あなたにとってのゴミクズに対してわたしが持ってるってことは分からないんだろうな。

小学校高学年から父親は仕事が忙しくなって、高校生になるまでほとんど家に帰って来ず、中学生のわたしは外で行き交う車を見ながら泣いたことがあります。もうお父さんの車にどのくらい乗ってないんだろうと思って。まあその後無職が続いて家にいるようになりましたけどね。思い出は美しく終わらないんですね。

ああ何にもやる気がしない。

来週は検査があるからお菓子とか食べられないし。

今年厄年なので、お祓いに行かないといけないんですよね。女性の厄年って続きますよね〜(-_-;)

母親は「神も仏もいない。いたら我が家はこんなことになってない」と言いながら、厄祓いに行けと言います。人間は矛盾してて、それを追及しないから生きて行けるのでしょうね。

相性と信用

今日は精神科の通院でした。

わたしは手帳に毎日の調子を細かくつけていて、診察時には「前回診察からの躁鬱の波、強迫観念、体調、睡眠の様子」に分けてまとめた事を話すのですが、なんか自分だけで完結してしまっているというか、一方的な報告なので、先生と話すことがあまりなくて…調査結果のレポートを読んでるみたいなんですよね。会話のキャッチボールができてなくて、しーん…とすることも(-_-;)

なんというか、大きな意味ではわたしは困ってるんですけど、現時点では、いますぐ人の手にすがりつかなければならないような困り方はしてないんですよね。転院していまの主治医になって、処方の的確さも反応も前医を上回っていると思ったので転院してよかったのですが、なんでしょうねえ、前医は空気みたいだったんですよ。そして「この人はわたしを分かってる」と思えた。そういう感覚を持てたのはこの医師だけでした。ただ、判断に疑問を感じることがちらほらあって…だから転院したのは間違いではないんですが、やっぱり、積み重ねた時間というのは大きいですね。前医には十年くらい診てもらっていたので、十年分のわたしを知ってるんですよね。「杏紗さんは〜だから、〜の時もそうだったし、また〜のように戻る

と思う」みたいに、わたしのこれまでの過程を見てきてるから、トータルで話せました。

とは言え現主治医とは半年くらいの付き合いですから、そもそも比べるのが間違いですよね。そのうち慣れると思います…話そうかな、ということはあるんだけど、まあいいかと流してしまう。話して得られるメリットより、話すプレッシャーのほうが大きいんだと思う。まあ、要するにいまの状態はそこまで切迫してないということですね。入院前は、もう苦しくて助けてほしくてそんなこと考えてる余裕もなかったですから。そしてそれを治してくれたのは、前医ではなくいまの主治医なので、転院は後悔していません。